今日は、ワールドカップでブラジルと同じグループAに入ったメキシコの対戦国料理をご紹介します。
本大会、メキシコは北中米カリブ海予選で苦戦を強いられ、大陸間プレーオフにまでもつれ込む苦戦を強いられましたが、それでも、FIFAランキング21位(14年2月現在)の強豪国です。
昨年6月のコンフェデレーションズカップでも日本と同じグループで戦い、サムライブルーを苦しめました。
今日のお料理は、そのときのものです。
メインは、みなさんご存じのタコス。
メキシコ人の主食であるトルティーヤに、お肉や野菜を挟んでいただきます。
そして豆をスパイスで煮込んだチリコンカン、トウモロコシとお肉の「モレデオージャ」というスープ。サラダは、タコと海老をマリネしたセビーチェ。
メキシコでもタコを食べる文化があるのですね。
メキシコ料理は、土地で取れる野菜や穀類をふんだんに使っており、スパイスを使った肉の煮込み料理は、暑いメキシコの地では解毒作用もあるスタミナ料理だと思います。
植民時代に持ち込まれたスペイン料理のエッセンスも加わって、調理法も味付けも、実にバラエティに富んでいます。
小柄な選手が多いながらも、豊富な運動量を保ち、スピーディに攻撃するスタイルは、こんなメキシコ料理から培われているのでしょうか。
ちなみに、メキシコはコンフェデレーションズカップでもブラジルと同グループでした。
この時は0-2でブラジルに敗れていますが、今回はどんなプレーを見せてくれるか、楽しみです!